逃げるは勝ちだし最適解

自己顕示欲満たすだけ

最近流行りのこの画像についての考え

最近とある方のTweetがバズったおかげでこの画像がオタク界隈で有名ですよね

 

 

はいどん


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ようは「アニオタがアニメ関連に使う合計額の平均は約年間2.5万である」という話です

 

そしてこれに対してTwitterのオタクがイキって「そんな少ないわけない」と言っている、といったとこです

 

 

まず大前提として2004年と2014年は調査機関も調査方法も違います


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ここでは2014年のアンケート調査をもとに算出された2.5万が正しい値に近いかどうかの意見を述べたいと思います

 

まず結論から言わせてもらいますと、私はそれほど乖離してはいないと考えています

 

その理由を述べていきましょう

 

最初に少なすぎる派に対する反論を書きます

 

「イベント行ったら一回2.5万でも足りない」

「ライブ行くだけでこれくらいはかかる」

コミケが2.5万ですむわけない」

「円盤買ったら10万なんてすぐ」

 

この辺の意見ですね。

 

はっきり言いましょう。

イベントやコミケ、ライブに行く人や円盤を買うアニメにそこまでのお金をかけているアニオタはマイノリティです。

少数派である自分たちを基準にしないでください。

 

このサイトに載っている調査によると(アニメに関係するオタクだけではないですが)オタクは日本人口の4〜5割はいるそうです。

http://wadai-business-satellite.com/post-1130-1130

 

ちなみにこの中に「大消費者であるアニメオタクは20万人ほど」と記述がありますが、これはコミケ来場者の60万人にすら及ばないので『ごく一部の大量消費をするアニメオタク』のことをさしているということになります。今回話題にしていオタクとは関係ないので「ここにアニメオタクは20万って書いてあるじゃんww」という謎批判はやめてください。

 

さて話が脱線しましたが、仮にオタクが総人口の3割、アニオタがその中の10%とものすごく少なめに仮定しても約380万人のアニオタがいることになります(2014当時)。

その中でコミケに行くのは"のべ"60万人、コミケに行かないけどイベントやライブに行く人、円盤box買いする人は合わせても90〜100万人程度でしょう。

 

よってTwitterのアニオタたちが言ってる反論は所詮全体の1/4程度のマイノリティの意見でしかないのです。

 

しかもこれは2014年の話であり、今(2018)はお金をかけないオタクも当時より確実に増えているでしょう。

 

これでTwitterのオタクがしている「2.5万じゃすまない」主張がマイノリティのものであり、3/4以上のアニオタはそこまでお金をかけていないことがわかったと思います。

 

 

そうすると今度は「お金をかけないやつはオタクじゃない」といった謎理論が生まれてきます。

 

これもはっきり言いましょう。

 

オタクかどうかを決めるのはおまえじゃない。

 

はい、こういうことです。確かに10年20年前ならオタクは負のステータスであり、またお金も大量にかける人のことを指したかもしれません。

 

しかし時代は変わりました。今はオタクは「キャラづくり」の一つであり、お金をかけなくてもオタクを名乗る人がでているのです。

 

そのことを理解せずに「オタクとは知識が豊富でお金をたくさんかける人のことである」という偏見を持つのはやめてください。

お金をそこまでかけなくても、知識がそんなになくても『オタク』を名乗ることが市民権を得たのです。

 

その証拠にとある調査では「オタクにマイナスイメージがない」と答えた人が6割を超えています(url参照)

https://www.oricon.co.jp/special/48705/

 

これはオタクが従来のイメージから変わってきていることのあらわれでもあります。

 

 

さて、ついでにこのurlや話題の画像にも載っている「リア充オタク」について軽く触れておきましょう。

 

リア充オタクとはようするなリア充なオタクのことです。そのまんまですね、はい。

 

私みたいな人のことって思えば多分いいかと。

 

恋人がいたり、オタク以外の友達がいたり、サークルに積極的に参加していたり、スポーツをしていたり、といった従来のオタクとは全く違うタイプのオタクです。なんでもアニメよりもデートや服にお金をかけるんだとか。

 

このようなリア充オタクも出てきているのに「お金たくさんかけないやつはオタクじゃない」というのはやめましょう。その意見すらもマイノリティです。

 

 

では本題、年間でアニオタがアニメにかける金額平均約2.5万が正しいのかという話に戻りましょう。

 

10万20万と使うのは1/4にも満たいない人口であり、アニメ以外のことにお金をたくさん使ってるオタクが増えていることを考えると妥当なのではないかと思います。母数が800人しかいませんし、実際の平均はもう少し高いかもしれませんがたとえ高くても4万程度でしょう。

 

 

以上、オタクの消費額の画像に対する私の考えでした。

 

 

ちなみに私のアニメ関連への年間平均消費額は2〜3万程度です。

 

 

今回の考えはこちらの本に影響を受けています。この本は他にも色々と今のオタクについてわかるのでとてもオススメです。

https://www.amazon.co.jp/dp/4022736348/ref=cm_sw_r_cp_awdb_c_1hmnBb6CG1ZRV

 

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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 https://twitter.com/saki_h11_/status/1012293123563589632?s=19